こぐまのハウアス(第11~12話) しょくぜんのいのり おおかみとひつじのカップル

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10055819729.html
《転載開始》
2007年11月16日

Hours the Little Bear!




じゅういっこめのおはなし

しょくぜんのいのり(第11話)こぐまのハウアス 2007.11.16

ハウアスのおうちでは、
おしょくじのまえに「しょくぜんのいのり」をします。

にほんでも、むかしはおしょくじのまえに
てをあわせて「いただきます」していましたね。

いまではあまりするおうちがないとおもわれますが、
ちょっぴりかなしいですね。

ろくにたべものをえることができないひとが
たくさんいることをおもうと、
おしょくじにありつけることに、
かんしゃのきもちをもたないといけませんね。


パパ:てんにましますわれらのちちよ。
あなたのいつくしみにかんしゃして、
このしょくじをいただきます。

ここによういされたものをしゅくふくし、
わたしたちのこころとからだをささえる
「かて」(たべもの)としてください。

わたしたちの「しゅイエス・キリスト」によって。
アーメン。

ママ:ハウアス:アーメン。

ハウアス:ところでパパ。

パパ:なんだい?

ハウアス:「われらのちちよ」っていうけど、
ぼくのパパは、めのまえにいるって。


パパ:いや、われわれをおつくりになった
「かみさま」のことをいっているんだよ。

ハウアス:しょうこは?

パパ:・・・またパパをこまらすきか?

ハウアス:じゃあしつもんをかえるよ。

たべていけるのはさあ、
パパがはたらいてくれるからでしょ?

「かみさま」じゃなくて
パパにかんしゃするんじゃないの?


パパ:われわれがたべものにもこまらずにいきていけるのは、
かみさまがみまもっていてくれるからなんだよ。

ハウアス:しょうこは?

パパ:おいっ!! スープがさめるぞ!!
たべたくないのなら、おまえのぶんもたべてやるからな!!!!!

ハウアス:あっいけねっ!!
おなかへってたのわすれてた!!

ねえパパ、いまのきかなかったことにしといてあげる。

ママ:ほんとにハウアスったら・・・。もう!

パパ:ハハッ!! おれもこどものころ、
よくおやをしつもんぜめにしてこまらせてたっけ。

そのむくいが、
こいつ(ハウアス)によってもたらされたんだな、きっと。




じゅうにこめのおはなし

おおかみとひつじのカップル(第12話)こぐまのハウアス 2007.11.16

こまっているひとはたすけずにはいられない、
やさいばかりをたべているおおかみのヴォルフくん。

そのかれが、
だれかといっしょにハウアスにむかってあるいてきます。


ハウアス:やあ、そのこはだれだい?

ヴォルフ:ちょっと・・・その・・・。

ハウアス:かわいいじゃん!! かのじょ?

ラムダ:そうよ!! ヴォルフのこいびとなの!!

ハウアス:ひゃっはっはっはっは・・・・・!!

ヴォルフ:そんなあ、わらいごとじゃないって!!

ハウアス:ごめんごめん。
ところで、どうやってかのじょつくったの?

ヴォルフ:ぼく、このこがいろいろとこまっているのを、
みかえりももとめずにたすけたりしてたんだけど、
それで、こうなっちゃったんだ。

ラムダ:あたしのこと、すきなんでしょ?

ヴォルフ:・・・べつにそういうつもりでたすけたんじゃないけど。

ラムダ:うそおっしゃい!! てれちゃって、カワイイんだからあ!! もお!!

ハウアス:こんなにカワイイんだからさあ、
ヴォルフくんもうけいれなよ!!

ヴォルフ:たしかにかわいいけど、
ヒツジでしょ?

「おおかみ」と「ひつじ」のカップルだよ。
そんなのって、あり?

ラムダ:しゅるいのちがいなんて
かんけいないわ!!

「あい」があれば!!


ハウアス:まるで「せいしょ」にでてくることばみたいじゃん!!
「おおかみはこひつじとともにやどり」って。

※「きゅうやくせいしょ」のなかの「イザヤしょ」11の6のことです。

ヴォルフ:たしかに。
でも、もんだいなのは、ぼくのパパとママがすごいきびしいんだ。
ぜったいだめだっていうにきまっているよ!!

ラムダ:あら、あたしがうまくせっとくしてあげるわよ!!

ヴォルフ:そんな・・・、あったことないからそんなことがいえるんだよ。

ハウアス:ヴォルフくんちは「キリストきょうと」でしょ?
いまいったせいしょのことばをおやにいってみなよ、とりあえず。

ききめあるとおもうんだけどな。

ヴォルフ:うん、わかった。

ラムダ:ぜったいうけいれさせてやるから!!!!!

ハウアス:ああ、ヴォルフくんのしょうらいがたのしみだ!!

でもさ、みかえりももとめずにいいことをしたりするから、
かみさまからごほうびをくれたんだとおもうよ。

ヴォルフ:でも、せめて、ヒツジじゃなくて、
オオカミのおんなのこだったらいいのにな・・・。

ハウアス:ぜいたくはだめだよ。

ラムダ:あたしのこと、きらい?

ヴォルフ:い、いやっ、そそんな。
すきだよ!とってもすきだ!!だいすきだよ!!!

ラムダ:えっ、ほんとう?やったあ!!!!!

ヴォルフ:ああ~・・・。

ハウアス:ひゃっはっはっはっは!!!!!

ヴォルフくんのこころは、とってもふくざつです。





母と子と唄う童謡コーナー
子供番組で実際流された歌です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13589
http://www.youtube.com/watch?v=C8CPfAZNT94
下のURL先は、別の映像に差し替えられています。




今更ですけど、念の為書いときます。
私はクリスチャンではありません。
無宗教です!!

一応言っとかないとね。
追記 2007年11月22日 11:15

《転載終了》

画材:製図ペン・色鉛筆・コピー用紙(A4)





●しょくぜんのいのり(解説)
なんと、ハウアスの家庭は、クリスティアンだったのですか?
(って、作者自身が驚いてどうする!!)
それまでは、身も蓋も無い洒落にならない悪ノリ的な
内容が多かったと思いますが、今回は、教訓的な内容です。

まあ、たまに、こういう真面目な内容を、
柄に似合わずやるのです。

当たり前だと思っている事でも、
別の或る人から見れば、とても大変な事だったりします。
物質的に恵まれていると、それが当たり前だと思ってしまい、
感謝の気持ちを忘れてしまいます。
最近は、食事の前に「いただきます」と言う人が、
どれだけいるでしょうか?
毎日飢えずに生活出来ている事は、
非常に恵まれている事なのかも知れませんから。

話は変わりますが、最近「いただきます」
という言葉に対する批判の意見を聞きます。
曰く、
「一体誰に感謝してるの?」
「こっちはお金を払ってるんだからいただきますはおかしい」
「宗教みたいで抵抗がある」
など。

http://okwave.jp/qa/q7011582.html
http://ilovenippon.jugem.jp/?eid=106
http://togetter.com/li/172194
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1343635718

要するに、日教組みたいなノリでしょうか?
“道徳教育批判”みたいな?
人間は、勝手に生まれて無意味に生きている、という、
虚無主義とか行き過ぎた権利主張、個人主義のノリ?
昔から続いている風習を取り敢えず批判、というノリ?

私から見れば、その考え方の方が危険だと思うのです。
「生きるなんて意味無い」と自殺する理由になります。
「好き勝手生きた方が得」とばかりに、
平然と犯罪を犯す理由にもなります。
こういうのって、殺伐としていて、嫌ですよね。

要は「いただきます」とは、自然の恵みに対する感謝でしょ?
自然への敬意が無いから、
自然環境を悪化させていたわけでしょ?

食べ物(犠牲)になってくれた生物に対する感謝でしょ?
食べ物になってくれた生物に対する感謝が無いから、
動物虐待や、食べ残しが平然と行われるわけでしょ?

宗教臭いのが嫌なら、自分を育ててくれた親
(愛情込めて育ててくれた場合のみ)や、
食べ物になってくれた生物たち、
地球(自然の恵み)らへの感謝を忘れない為の、
気持ちの込もった確認作業、で良いと思います。

因みに、私はクリスチャンではありません。
無宗教です!!






●おおかみとひつじのカップル(解説)
利他愛の精神に燃え、菜食主義を実践している狼、
ヴォルフくんには、或る悩みがあります。

それは、羊の女の子、ラムダちゃんに、
とっても好かれてしまった事。

「狼の女の子だったら良かったのに」と言いますけど、
贅沢過ぎる悩みとしか言い様がありません。

私だったら、素直に受け入れるのですが…。





●母と子で唄う童謡(?)コーナー
おっぱいがいっぱい
嘆きのボイン(月亭可朝)
チンチンポンポン
スポンサーサイト
  1. 2012/10/19(金)|
  2. ├ 童話