こぐまのハウアス(第1~3話) むじゃきなこども クマってだいすき!! ブタのけんり

こぐまのハウアス 2007.10.6

Hours the Little Bear!





ひとつめのおはなし

むじゃきなこども(第1話)こぐまのハウアス 2007.10.6

ハウアス:ねえ、ママぁ!

ママ:なんだい?

ハウアス:どうして「おちんちん」っていうのに、
「おまんまん」っていわないの?

ママ:なにをバカなこといってるんだい!
へんなこというとおこるよ!!

ハウアス:だってえ・・・

ママ:このこったら、どうしていっつもこうなんだろうねえ・・・
いったい、だれににたのかしら・・・

ハウアス:どうして「ちんぽこ」っていうのに、
「まんぽこ」っていわないの?

ママ:こらっ!!いいかげんになさい!!!!!

ハウアス:じゃあ、どうやったらこどもがうまれるの?

ママ:そ、それはぁ・・・
こうのとりが・・・

ハウアス:じつはボク、しってるよ~ん!!

ママ:こらッ!!おとなをからかうんじゃないよ!!!!!
まちなさい!!!!!!!






ふたつめのおはなし

クマってだいすき!!(第2話)こぐまのハウアス 2007.10.6

ブレンダ:あたし、「くま」がだいすき!!
だって、かわいいもん!!

ハウアス:そうかい?へへッ、てれちゃうな!!
でもさ、ほんものの「くま」ってこわいんだよ。
まんがの「くま」がかわいいからって、
ほんものにも「げんそう」をいだいたらきけんだよ!!
へたしたら、しんじゃうしね。

ブレンダ:どうしてそう「みずをさす」ことをいうのよ!!
「このせかい」はいちおう「どうわ」のせかいだから、
おとなのくまさんでもやさしいのばっかりだから、
べつにあんぜんじゃないのよ!!

ハウアス:あっ、そういえばそうだったね。

ブレンダ:きらいになるわよ!!もうしらないから!!

ハウアス:えッ!?すきなんでしょ?「くま」が。
だから、ボクをきらいになるはずがないよね?

ブレンダ:いちいち「しゃくにさわる」ことばかりいうのね!!?
もうほんとにぜっこうよ!!!!!

ハウアス:ああ~ごめんなさい!!ゆるして~!!

ブレンダ:フンだ!!!!!

ハウアス:ああ、どうすればきげんをなおしてくれるの?
ブレンダ!!とってもすきだよ!!
あいしてるよ!!
だから、きげんなおしてよ!!!!!


ブレンダ:えッ、あいしてる?
ほんとに「あいしてる」のね!!?
じゃあ、しょうらい「けっこん」してくれるのね?
ぜったいよ!!やくそくよ!!
もしやくそくをやぶったら、しょうちしないから!!!!!

ハウアス:えっ?ぼくなんかいったっけ?
あせってたからなにいってたかよくおぼえてないけど、
なんだかとんでもないこといっちゃったみたい・・・。
どうしよう~!!!!!

まず、「くま」と「にんげん」って、「けっこん」できないだろ。
でも、ブレンダはかわいいから、けっこんしたいな~。
「くま」と「にんげん」のあいだに、こどもはできるのかな・・・・・・・
(もうそうさくれつ!!)






みっつめのおはなし

ブタのけんり(第3話)こぐまのハウアス 2007.10.6

ピゴ:なあハウアス、きいてくれよ!!

ハウアス:どうしたの?

ピゴ:そぼくな「ぎもん」なんだけどさあ、
「ぶた」ってなんのためにいるんだろって、
かんがえちゃってさあ・・・。

ハウアス:それは、
たべられるためにいるんでしょ?


ピゴ:おいおい、
そんな「みもふたもない」こというなよ~!!!!!


ハウアス:だって、よおくかんがえたらそうじゃん。
ほかになにがあるの?

ピゴ:「トリュフ」をさがしだしたり・・・。

ハウアス:たり・・・

ピゴ:え~と、それから、ペットにしたり・・・。

ハウアス:ペットにしてるのはいることはいるけど、
かなりめずらしいよね。
あと、「ざんぱん」をしょりするくらいかな・・・。
「おしっこ」とか「うんち」もしょりするみたい。
なんかさあ、
そんざいそのものが
みもふたもないというか・・・


ピゴ:・・・ああ、かみさま!!!!!
なんで「ぶた」なんてつくったの!!!!!?
「ぶた」にも「じんけん」(人権)を・・・!!!!!


ハウアス:いや、「ぶた」に
「じんけん」なんかないよ。


ピゴ:じゃあなにがある?

ハウアス:「とんけん」(豚権)ならある。

ピゴ:「とんけん」ってなに?

ハウアス:「たべられる」けんり。

ピゴ:ひどいよそんなの~!!!!!

ハウアス:ごめんごめん。
じょうだんだよ。


でもさ、たべるとかって、
にんげんのかってなつごうだよね!!!!!?


にんげんのやくにたつかどうかなんて、
「ぶた」にとっちゃ、
しったことないじゃん!!


ピゴ:それもそうだよね!!
なんだか、バカバカしいことでなやんでたみたい。
ありがとうね!!

ハウアス:、ボク、ほめられるようなこといったかなあ・・・?
なんか、とんでもないこといっぱいいったきがするんだけど・・・。
まあでも、ピゴがげんきをとりもどしてくれたからよかったよ。
でもさあ・・・、

ピゴ:なんだい?

ハウアス:ひとのいけんにさゆうされて、
よろこんだりかなしんだりするのはあまりよくないよ。

ひとになにかいわれたからって、
それにこころをみだされちゃいけないよ。

はんだんするのはじぶんじしんなんだから。
でもそれには、こころがつよくないといけないかもしれない。
ぼくもあんまりえらそうなことはいえないけどね。

ピゴ:「ひと」のいけんじゃないよ。
「くま」のいけんだよ。


ハウアス:ほら、
そういうあげあしとりはいけないって!!


でもさ、
かんがえてもみれば、
ピゴは「どうわ」のぶただから、
たべられるしんぱいは
なかったじゃん。


ピゴ:そういえばそうだったね。
・・・でもぼくは、
「げんじつせかい」のぶたのことを
おもって、
こころがはりさけそうだよ。


ハウアス:そういうのをかんがえてたら、
きりないって!!!!!






最終改訂増補 2007年10月9日 22:00





解説・青山にある「ギャラリーES」が
最後の展覧会を開いているとのことなので、
10月6日に行ってみたんですが、
残念ながら、オーナーには会えませんでした。

最終日の7日に何かパーティーめいたことをやるとの事だったのですが、
残念ながら仕事でいけなくなってしまい、6日に行ったわけです。
でも、どうせ知っている人はいないし・・・。

画廊を後にしたあと、
「クレヨンハウス」に久々に立ち寄ったんですけど、
その時にこの「アホ童話」のアイデアが浮かんだのでした。

「第2弾」と銘打ってますけど、第1弾は、「仙厓蛙 VS まりもっこり」です。

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10048508814.html

《転載終了》

画材:製図ペン・色鉛筆・ケント紙(B5)
作画:2007年10月6日





本家ブログ『妄想印象派』で不定期連載している、
童話の存在そのものを茶化す(パロディ化す)
目的で書いた、身も蓋も無い物語。

最近は書いていませんが、一応未だ続いています。
話もストックしてあるのですが、優先順位とか忙しい等の問題で、
中々書けません。

擬人化された動物漫画の体裁を取っています。
人間界とはパラレルで存在している世界を舞台に、
熊の少年ハウアスを中心に物語が展開されます。

男の子キャラが皆“ヘソ出し”をしていますが、これは
『のどか森のリトルジョイ』
(著:柳川茂、絵:河井ノア、いのちのことば社)

シリーズの影響を受けています。
男の子キャラのみならず、
ジョイの父までも“腹チラ”していたので、
極端に誇張してやろうという思いが湧いたのが切っ掛け。
私が“ケモショタ”であるかどうかは無関係。


●むじゃきなこども(ひとつめのおはなし) - 解説
子どもは親に対し、色々と質問します。
また、『ウ〇コ』『チ〇コ』等、下品な話も好むものです。
勿論ハウアスも例外では無いのですが、
かなりマセた所があって、
その事でいつもママを苛立たせます。


●クマってだいすき!!(ふたつめのおはなし) - 解説
熊が大好きな人間の少女ブレンダとハウアスの会話。
熊が好きだというブレンダの言葉に、
思わずハウアスは、現実的な熊は危険だと言ってしまい、
彼女を怒らせてしまいます。


●ブタのけんり(みっつめのおはなし) - 解説
ハウアスと、子豚のピゴとの会話。
人間界では普通に食用にされる豚の事を、童話世界の、
食用にされる心配の無い擬人化された豚はどう思うのだろう?
という、或る種の哲学的問答?
複雑な心境のようです。
因みに、この話を書いた事が切っ掛けで、
後日私はゆるいベジタリアンになってしまいました。






【キャラクター紹介】

●ハウアス
当物語の主人公。
元気溌溂な熊の男の子。
とてもマセていて、既にガールフレンドがいる上に、
エロ本のコレクションもしている。
以前、彼女を家に招いた時、そのエロ本が見つかってしまい、
大変な目に遭った。


●ハウアスのママ
ハウアスの悪ガキぶりに、いつも悩まされている。
しかも、通常の悪ガキぶりではなく、聊かマセているというか、
『大人の事情』等といった、大人社会の痛いツッコミ所を
突いて来る生意気ぶり。


●ブレンダ
どういう訳か、人間界から次元の壁を越えてやってきた、
熊が大好きな人間の女の子。
どうも、寝ている時に夢の中でハウアス達のいる世界に
行ける様だ。
因みに、ブレンダという名前は

『ブレンダと呼ばれた少年』(扶桑社)
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion03g.htm
から取られた。
特に関連性は無いが、この本の内容がとても衝撃的だったから。


●ピゴ
豚の男の子。
人間界では豚が食用にされているため、
その事でよくからかわれている。
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