海外のアウトサイダー・アート、アール・ブリュットの展覧会(2015年上半期)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12007931891.html
2015年3月30日

※1年も前の記事で、既に終了しています。

《転載開始》

私は、アウトサイダー・アート、アール・ブリュットの展覧会情報を見つけ、
アウトサイダーアート・アールブリュットのぐるっぽ
でその都度紹介しているのですが、
そのぐるっぽのメンバーしか目に触れないというのは非常に勿体無いと思い、
それまで見つけた情報を記事にする事にしました。

そのぐるっぽは、メンバーにならなくても閲覧可能ですし、
サイドバーにもそのリンクを貼っているのですが、
わざわざ訪問する方はそんなにおられなさそうにも感じました。

また、日本ではアウトサイダーアート、アールブリュットは人気ですけど、
意外と海外のアウトサイダー・アート、アール・ブリュットの展覧会情報が、
日本語記事で紹介されない場合が少なくないので、
その意味でも記事にする意義はあると思いました。

実は以前にも、

知られざるアール・ブリュット作家さんのご紹介
という記事の時、海外のアールブリュットの展覧会を
ついでに紹介した事があります。

それでは紹介と参りますが、既に終了しているイベントも、
アーカイブとして紹介します。

※画像は、引用元について特に書いていない場合は、
【資料】のリンク先の頁からの引用です。






Outsider Art in Alandala Cafe

アウトサイダー・アート - アランダラ・カフェ
Outsider Art in Alandala Cafe


会期:2015年3月6日~31日
場所:アランダラ・カフェ(Alandala Cafe)(ルーマニア)
アウレル・ヴライク通り70番(Strada Aurel Vlaicu 70)


【展覧会のFacebookページ】
https://www.facebook.com/events/1550013115275141

【展覧会の紹介記事】
Expozitii in Bucuresti: Outsider Art in Alandala Cafe - Jurnal de Bucresti

ルーマニアの首都、ブクレシュティ(București=ブカレスト)にある、
アランダラ・カフェで、31日まで開催されている展覧会。

明日までです!!

この展覧会を一番最初に紹介しようと思ったのは、そういう理由です。

20人のフランスのアウトサイダーアーティスト、
7人のルーマニアのアウトサイダーアーティストの作品を、
展示しているそうです。

ルーマニア人のアウトサイダーアーティストで、
日本で知られている人って、いるでしょうか?

検索してみたのですが、どうやらいないようです。

とりあえず、参加作家のひとり、

イオアン(ヨアン)・マリック(Ioan Măric)
の作品を画像検索で見てみましたが、
「コテコテのフォークアート」という感じでした。

https://dumitruagachi.wordpress.com/2012/04/29/reintilnire/

それから、
アンヌ=ソフィー・アテク(Anne-Sophie Atek)
の作品は、ちょっとグロくて閲覧注意かも?なサイケ調。

http://www.pilotmotiv.com/atek.php

ザベル・マミザ(Zabel Mamiza)
の作品は、児童画の様な作風をベースに、
独自の色彩感、表現をしている感じです。

http://www.rivaisjeanine.com/festivals/festivals-2010/zabel-mamiza/

アイダ・コロライダ(Aida Coloraida)
の作品は、サイケデリック調の独特な人物表現が印象的。
https://www.behance.net/coloraida/wip

この展覧会のキュレーションを務めたのは、
ラウレンツィウ・ディミシュカ(Laurenţiu Dimişcă)という方ですが、
彼自身も作品を制作しており、出品しています。
(ポスターに出ている絵も彼の作品です)


彼はブログを運営しておりますが、
下の頁の、薄紫色っぽい服を着た若い男性がその人のようです。

http://www.dimiscartgallery.com/2011/08/ousider-art-fashion-chambre-des-deputes/
彼がデザインした服やネクタイなどを人に身に付けさせ、
自分でも着用しています。


また、彼は、
「ルーマニア・アウトサイダーアート財団」(Fundatia Outsider ART RO)
を設立しているそうです(Facebookのページ)
https://ro-ro.facebook.com/outsiderartro

「アウトサイダーアート」は、「アールブリュット」とは意味合いが異なり、
知的障害、神経障害、精神障害を抱えた表現者というよりは、
独学で独自の表現を確立し、売る事や名声を得る事等を考えておらず、
孤独に制作している表現者を主に指します。

なので、自作品をアピールしたり、財団を設立させたりしている事に、
ちょっと違和感を感じ、疑問が湧きました。

企画者自身が自作品を出しているという事は、
彼が「アウトサイダーアーティスト」
を自認しているという事なのでしょうか?

私は、自分で自分の事を「アウトサイダーアーティスト」
と名乗って良いものなのかどうか、疑問に思ったりもしています。

何だか、「アウトサイダーアート」の定義から、
外れている様な気がしないでもないのですが・・・。

まあ彼の作品自体、
如何にもアールブリュットにありがちな絵柄という印象は受けますけど。

因みに、会場となっている「アランダラ・カフェ」というのは、
アートな喫茶店の様です。

展覧会や演奏会など、イベントを色々行ったりしているようです。

http://metropotam.ro/locuri-locatii-adrese/Alandala-loc4935719025/fotografii

主に、パステル調の色彩に彩られています。
http://www.bucharest-tips.com/places/520-what-to-do-cafes-terraces-gardens-alandala

「アランダラ・カフェ」のFacebookページ
https://www.facebook.com/AlandalaCafe





Jesse Howard

ジェシー・ハワード : 汝の王国が来ますように
Jesse Howard: Thy Kingdom Come


会期:2015年1月16日~4月11日
場所:セントルイス現代美術館(Contemporary Art Museum St. Louis)(アメリカ)

協力:カンザスシティ美術大学(Kansas City Art Institute)
スミソニアン博物館(Smithsonian Institution)
カール・ハマー・ギャラリー(Carl Hammer Gallery)


【画像の引用元】
http://moviespictures.org/biography/Howard,_Jesse_(III)

【資料】
http://camstl.org/exhibitions/main-gallery/jesse-howard/

文章をモチーフに作品を作り続けた、
ミズーリ州シャムロック(Shamrock)生まれのセルフトート(独学)・アーティスト、
ジェスィー・ハワード(1885-1983)の作品展。

アウトサイダーアーティスト、アールブリュットアーティストで、
文章や文字に拘る人は何人もいますが、彼もその1人でしょう。






Outsider art fair 2015 Paris

アウトサイダーアートフェア2015 - パリ
Outsider art fair 2015 Paris


会期:2015年10月22~25日
場所:ホテル・ル・ア(Hotel Le A)(フランス)


【資料】
http://www.outsiderartfair.com/upcoming_fairs

「アウトサイダーアートフェア」には、ニューヨーク展とパリ展とがあり、
ニューヨーク展の方は既に終了しています(2015年1月29日~2月1日)。

この展覧会は、結構日本語でも紹介している方は少なくないですが。

パリ展の方は、半年以上も先となりますが、
気の早い私は今の内に紹介しておこうと思います。






André Robillard

アンドレ・ロビヤール
André Robillard


会期:2014年11月28日~2015年4月19日
場所:アール・ブリュット・コレクション(スイス)
Collection de l'Art Brut Lausanne


【資料】
http://www.artbrut.ch/fr/21016/44/prochaines-expositions/andre-robillard

数十年もの間、ガラクタで銃を作り続ける男、ロビヤールの展覧会。

勿論、銃としての機能は全く持ちません。

1931年、オルレアン近郊の、マルトゥルネ(Maltournée)生まれ。

André Robillard - Wikipedia Français





Eric Derkenne

エリック・デルケンヌ
Eric Derkenne


会期:2015年2月13日~5月10日
場所:アール・ブリュット・コレクション(スイス)
Collection de l'Art Brut Lausanne


【資料】
http://www.artbrut.ch/fr/21086/derkenne

デルケンヌは、1960年、ベルギーのスタヴロ(Stavelot)生まれ。

濃密なドローイングはインパクトがあり、とても印象的です。

因みに、名前は「デルケンヌ」という発音で正しいのかどうかは不明です。

仮に「デルケンヌ」としておきます。

ベルギーは、フランス風と、
フラマン(オランダ)系が混ざっている様な名前をよく見かけますが、
「Derkenne」もそんな印象です。






Pascal Tassini

パスカル・タスィニ
Pascal Tassini


会期:2015年2月13日~5月10日
場所:アール・ブリュット・コレクション(スイス)
Collection de l'Art Brut Lausanne


【資料】
http://www.artbrut.ch/fr/21016/46/prochaines-expositions/pascal-tassini

タスィニは、1955年ベルギー生まれ。
紐や布などをぐるぐるグチャグチャに巻いて、オブジェを作る作家です。

会期も開催施設も、デルケンヌと同じですが、
同じベルギー系だからだと思われます。

かなり大規模なものも作るようです。


《転載終了》
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  1. 2016/02/13(土)|
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