アールブリュット立川2015 日本のヴィオラ音楽傑作集 千葉詩亭 鑑賞記

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-12085934406.html
《転載開始》

ブログにコメントをよくくださる血まみれマリーさんより、

「アールブリュット立川2015」
という展覧会の存在を教えられ、また、少し遅れて、
ブロ友である、可愛いオヤジーンズさん(これでも女性です)
からもこの展覧会のレポートをお願いしますとの要望があったので、
レポートいたします。


アールブリュット立川 1

「アールブリュット立川」は、10月18日が最終日ですので、
現在は終了しております。

伊勢丹立川店の5階で開催されていました。

私は最終日の18日に行きました。

最初、よく分からなかったので、
7階催し物会場に行ってしまいました。

そこでは、京都の物産展が開催されていました。

改めて調べてみて、5階で開催されているという事が分かり、
早速5階へ行ってみました。

会場は、それほど大きくは無かったですが、
小さすぎてもおりませんでした。

規模がどんな感じだったのか、会場風景がどんな感じだったのか、
ご覧いただくために、その画像を示したいと思います。


アールブリュット立川 2

会場入口付近からの撮影なのですが、写っている空間の左側にも、
写っている空間と同じくらいの大きさの空間があります。

つまり、写っている空間よりも更に倍の広さがあるのです。

「撮影可」との事だったので、許可を戴いて撮影したのですけど、
ブログにその画像を上げて良いのかどうかについては、
権利の問題もあって、快く「どうぞ」とは言えない様でした。

まあ、係員さんの心苦しさも凄く分かるのです。
「板挟み」になりやすいですよね。

私も一応、会場の雰囲気を伝えたかっただけなので、
作品は小さく写っている分には、大丈夫だと思ったのです。

なので、個人的な判断で、会場風景の画像を出しました。

プライバシー保護を考えて、
極力顔が写りこまない様なタイミングで撮影しました。

目線とか入れるのって、何だか個人的には余り好きではないので。

ブログ辺りで既に作品の画像を出してしまっている人もいるそうです。

作品の画像をデカデカと出しているのか、
私みたいに会場風景のみなのかまでは知りませんが。

これは恐らく、「撮影可」と出ていたから、
ブログに上げても大丈夫だろうと判断したのでしょう。

関係者も、「宣伝になるから」と、多目に見ているそうです。



考えてもみれば、
アール・ブリュットやアウトサイダー・アートの作家さんは、
基本的に著作権を意識しません。
(※フェルディナン・シュヴァルが、
「理想宮」の観覧料を取っていたという話も何かで目にしましたが、
これは珍しい例)

そこが、通常のアーティストとの大きな違いの一つです。

アールブリュットやアウトサイダーアートで権利の事を考えているのは、
健常者のサポーターや、親御さんですよね。

でも、作者自身はその事に無頓着ですよ。

展示作品の中では、
触っても損壊する危険性がまず無い陶器製の作品なら、
自由に触れても良いと出ていました。

そこに、飾らない自由な姿勢というものが出ていて、大変共感しました。

私がつくづく思うのは、アールブリュットやアウトサイダーアートの作家は、
お膳立てをしてくれる人のお蔭で発表の場を与えられたわけで、
もしそういう機会が与えられなければ、周囲から違和感の目で見られたり、
酷い場合にはバカにされているだけだったと思います。

この事によって私は、普段周囲からバカにされている様な人が、
実は物凄い才能を秘めているのではないか?
と考えてみるのも大事なのではないかと思う様になりました。

例えば、「サヴァン症候群」ってあるじゃないですか。

勿論、周囲からバカにされている様な人だけど、
特に何か優れた才能を秘めているというわけでも無い人も、
当然いるでしょう。

でも、人を馬鹿にするとか、見下すとか、そういう事をしてはいけない、
相手を尊重しなければならない、というのを、
アールブリュットやアウトサイダーアートの作家を見ていて、
改めて思い知ったのです。

「自分がされて嫌だと思う事を人にしてはいけない」

「人を表面だけで判断してはいけない」

という姿勢はとても大事ですね。

私も、幼少時に発達障害を疑われて検査をさせられた上に、
若い頃にも「ヘンなヤツ」とバカにされてきた人間ですので、
尚更そう思いました。

そうしないと、口の達者な人、世渡りの上手な人、
自己表現の巧みな人ばかりが良い思いをする世の中になります。

正直だけど誤解される人がバカを見て、
口の上手い詐欺師が良い思いをする事になります。

身体障碍や知的障碍を持った人は、
目に見えて分かるので大事にされるけど、
知能に問題は無いけど発達障害が疑われている様な人は、
自分でも訳の分からない誤解を受けるので、本当に悲惨です。



話が脱線したので戻します。

5階会場のみならず、3~6階のエスカレーター脇でも
作品が展示されていました。

その階を訪れたついでに買い物でもしてくれたら、
という意図もあるのかも知れません。

その他、2階出入り口脇でも展示していました。

人が乗れるくらい巨大な蒸気機関車のオブジェや、
衣服などが展示されていました。

しかし、2階の作品は撮影不可だそうですので、画像はありません。

特に印象深かったのは、衣服の作品。

絞り染めっぽいのですが、
網の様な化学繊維の布に絞り染めを施しています。

絞った部分が、
まるでシーツを被ってオバケに扮している人の頭の部分の様な感じに
出っ張っていて、それが幾つも形成されていて、
見た事が無い様なデザインです。

絞り染めの絞った部分を均さずに出っ張ったままにしておく様な感じ、
と言えば、分かりますか?

係の人の説明によれば、山本寛斎がとても気に入ったそうで、
ファッションショーでモデルの人に着せて出場させたとか。






日本のヴィオラ音楽傑作集
アンドレイス・ユルヤーンス(Andrejs Jurjāns)(2)ラトヴィアの作曲家
で告知した演奏会の鑑賞記を書きます。

「アールブリュット立川」を鑑賞したその足で大久保の会場へ。

会場は、新大久保駅近くの「スペース Do」でした。

新大久保と言えば、韓流の聖地だったと思いますが、
今はあれやこれやで勢いが弱まっている様ですね。

全盛期と比べてどれくらい韓流の勢いが弱まっているのか、
訪れたついでに調べてみようかとも思いましたが、
大久保を訪れたのは実に10年振りで、
全盛期だった頃は全く近寄った事が無かったので、
調べようがありませんでした。

演奏会の感想ですが、全体的に、モダニズムの要素が強く、
美しいメロディのロマン派が好みの方には余りお薦めできません。

でも、通な方には大変お薦めな演奏会でした。

技巧性が高い難曲が多く、演奏者はさぞ大変だったろうと思います。

しかも、幻の
矢代秋雄の「ヴィオラとピアノのためのソナタ」
が発掘されてこの時に初演もされており、その他にも、
この演奏会で初演された作品もあります。

日本の音楽史的に重要な演奏会でもあったわけです。

そのためなのか、収容人数100人が定員なのですけど、
満席どころか、それ以上お客さんが入ってきて混雑していました。

この演奏は、後日CD化されるそうです。



この演奏会は、日本のクラシック音楽を専門に演奏する管弦楽団、
オーケストラ・トリプティークの、言わば、スピンオフの演奏会です。

日本のクラシック音楽は、一般的には殆ど注目されません。

つまり、オーケストラ・トリプティークは、
オーケストラ《エクセルシス》や、オーケストラ・ナデージダ等と共に、
通常は殆ど演奏されない作品を演奏するオーケストラの一つという事です。

そのため、「世界初演」や「日本初演」の演奏の機会の頻度が高く、
歴史的演奏に立ち会えるという凄さがあります。






千葉詩亭
今年5月23日~6月21日に、
【展覧会】バカート展ビヨンド - バカート展第2弾!
というグループ展が、
千葉の「TREASURE RIVER book cafe」で開催されましたが、
同所で10月18日に「千葉詩亭」という、
詩の朗読を中心に自由に表現が出来るイベントが開催されました。

「日本のヴィオラ音楽傑作集」を鑑賞した後、
その足で総武線に乗って千葉を目指しました。

会場を出たのが18時近くであったため、途中参加となるのは確実でした。

私が到着した時、終盤近くだった様で、
リーダーの方が最後の朗読をしていました。

私はこの時初参加だったのですが、
バカート展に参加した友人の画家の桜井くんは、
前々回の千葉詩亭以来今回が2回目。

バカートの主催者である右田さんは、古くからの参加者。

この千葉詩亭は、6年前から続いているそうですが、
前述の通り、詩の朗読だけではなく、
様々な表現が出来る自由な表現の場の様です。

私は、2つの催し物に赴いてから来たという事もあり、
特に何かを用意してはいませんでした。

初めてだったのでよく分からなかったからというのも大きいです。

次回は、12月の第3日曜日を予定しているそうで、
次回からは、何かネタを持ってきて披露できれば、と思います。



えーと、「バカート展ビヨンド」で私はどんな作品を発表していたのか?
YouTubeにその作品を上げたので、ご覧戴けると嬉しいです。


ルイヴィトン作業着男 表参道をゆく!!
https://www.youtube.com/watch?v=8aGbYOs2PMQ


ルイヴィトン作業着男 銀座にあらわる!!
https://www.youtube.com/watch?v=FIQ5XgO9tgI


勘違いしては困るのは、
私はブランドを批判しているのでは決して無いという事です。

ブランドがブランド足りうる理由、それは、丈夫で長持ちするという所。

そこに、ブランドの存在意義、素晴らしさがあります。

靴にしてもそうではないですか。

ブランド製品の値段が高価なのは、丈夫で長持ちする素材、
丈夫で長持ちさせるための技術研究の労力等が込められているから、
その対価として割高となるのですね。

そこを、単に名前だけにこだわって購入なさる方が、
割と少なくないのかなぁ?と疑問に思ったのですね。

勿論、本物のセレブというのは、家財道具を滅多に買い換えず、
古いものを大事にしますし、ブランドものを買うにしても、
丈夫で長持ちするかどうかを意識していると思います。

対して、高価なもので身を固めている人は、
見栄っぱりの成金であるともよく聞きます。

別に、それを良いとも悪いもと言うつもりはありませんが。

また、ルイ・ヴィトンは最近、
エスパス ルイ・ヴィトン東京(Espace Louis Vuitton Tokyo)や、
フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)など、
現代美術の展示場、美術館も作っているため、
現代美術に対する深いご理解がある様で、
私のこの表現も、多分多目に見てくれる筈です(だといいなァ・・・)。

《転載終了》
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  1. 2015/10/20(火)|
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